貴社のインスタント製品は FDS のリステリア菌抑制ガイドラインに対応できていますか?

これから始まる情報満載のブログシリーズへようこそ。今回私が担当することになったこのシリーズでは、FDA リステリア抑制ガイドライン FDA の「インスタント食品(Ready-to-Eat Foods)のリステリア菌 (Lm) 抑制:業界向けガイダンス草稿」(以下「ガイダンス」)を取り上げ、説明を交えながら詳しく内容を見ていきます。それはまさにガイダンスの「翻訳」とも言えるもので、インスタント食品(RTE)の製造環境や製品そのものにおけるリステリア菌の問題を最小限に抑えることを目指しています。シリーズでは、FDA の推奨事項をセクションごとに分析し、それを分かりやすい言葉に置き換えてご説明します。また目標達成だけでは不十分という方のために、関連のテクニックも合わせてご紹介します。 続きを読む

ラベル表示に関する FDA の新規制が導入開始 - 準備はできていますか?

The new FDA regulations for the Nutrition Facts labels and Supplement Facts labels went コーヴァンス FDA 規制 栄養 食品 ソリューションinto effect this month. ラベルの表示形態を最新の栄養学にもとづいて改新するもので、消費者により正確な情報を提供して製品選びを支援することを狙いとしています。

製品のラベル表示の修正・変更を行う期間として 2 年ないし 3 年の猶予がメーカーに与えられており、積極的な企業の多くはすでに成分やプロセス、表示に関する今後の対策を検討しています。

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カスタム試験ソリューションによる食品に関する課題の解決

私は科学者ですが、自分の仕事場がキッチンのようだと感じることがあります。私はこれまで 30 年以上にわたり、自社の食品の安全性に関する科学的根拠を必要とする企業を対象としたカスタム試験を指揮してきました。 それは多くの場合、ラボで食品製造プロセスを コーヴァンス食品安全性試験熱殺菌研究詳細に再現することを意味します。

この作業の重要性は明らかです。食品安全の確保は、企業にとって消費者と自社ブランドを守るうえで欠かすことができません。製造施設内での試験が必要となる場合もありますが(コーヴァンスはそのようなケースにも対応しています)、現場よりもむしろラボで試験を実施する理由がいくつかあります。ラボで試験を行うことにより、製造業務の中断を最小限に抑えることができます。さらに重要な点として、試験中に病原菌や汚染生物、またはそれらに代わるものが製造施設に侵入する可能性を排除できます。そして決定的なのは、科学的に有効な結果が得られるということです。 続きを読む

ブランド保護の新たなレベル:PDE5 阻害剤の混入について知っておくべき 5 つのこと

合成ホスホジエステラーゼコーヴァンスの栄養補助食品試験5 型 (PDE5) 阻害剤を含む栄養補助食品の粗悪化は、健康に極めて重大な害となる可能性があります。コーヴァンスは、液体クロマトグラフィーの高分解能質量分析法 (LC-HRMS) を用いて栄養成分や栄養補助食品に含まれる既知または新型の PDE5 阻害剤をスクリーニングおよび特定する、新しい非標的分析の方式を発表して、業界と当社のお客様のブランド保護を新たなレベルへと導きました。

以下では、精力増強サプリメントに含まれる PDE5 阻害剤について知っておくべき 5 つのことと、これらの危険な混和物をスクリーニングする方法を説明しています。 続きを読む

原料の調達から考える:乳児用調製粉乳のサプライチェーン管理を改善する 5 つのステップ

コーヴァンス 栄養学的試験 乳児用調製粉乳

貴社のブランドは消費者の信頼を得ていますか?原料の検査を適切に行なっていないブランドは、その評判を損なう恐れががあります。

乳児用調製粉乳は世界で最も規制されている製品のひとつであり、それには正当な理由があります。たいていは乳児にとって唯一の栄養源であることを考慮しても、最終的な製品の安全性は、疑いのないものでなければなりません。

一般的に製造業者が最終製品の検査を行なうのは、アドヒアランス、品質、安全基準に対してのみです。このアプローチは効率が悪いこともあるため、繰り返し起こる問題の解決策にはなりません。適切な原料の検査をしっかりと行なうことで、サプライヤーが提出する分析証明の信頼性が高まり、リスクを最小限に抑えて、生産効率が向上します。

乳児用調整粉乳の製造においては、食品の安全性を上回る配慮が求められます。世界のサプライチェーンにおける地域差への対応、季節的変動のなかでの一貫性の維持、生産効率向上のためのプロセス見直しといったものは、数ある課題の中のほんの一部にすぎません。そこで、サプライチェーン管理強化の手助けとなる 5 つのステップを次にご紹介します。

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栄養補助食品のメーカーがニューヨークに注目している理由

コーヴァンス植物ブログ栄養補助食品のメーカー各社は、最近大手小売業者数社が不当表示された自社ブランドのハーブ系サプリメントを販売して非難されたことを受け、ニューヨークに注目しています。

この申し立ては、同州の検事総長事務局により開始された検査で、高麗人参やエキナセアなどの栄養補助食品の成分が明らかに表示どおりでないことが判明した後に行われました。栄養補助食品は、消費者に販売される前に米国食品医薬品局 (FDA) による承認を受ける必要はありませんが、成分表示は正確で安全に使用できるものでなければなりません。また、現行の医薬品適正製造基準に従い科学的に有効な方法、つまり「用途に沿った正確かつ精密で具体的な」方法をとらなくてはなりません。1

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「りんご」と「りんご」を比べていますか?食品試験ラボを比較する際の 4 つのヒント

コーヴァンス科学ブログ

世界中どこのマクドナルドに行っても変わらないことが一つあります。それはハンバーガーの味が同じということです。何万もの店で同じ味を提供するのは容易なことではなく、またこれはサプライヤーが品質や安全に関する業務を厳格に実践していることを示します。

この頃は、世界全体で一貫性を実現しようとする食品メーカーが増えています。一貫性を実現するには、グローバルな製品検査を定期的に実施しなければなりません。しかし、世界中どこでも自信を持ってそのサービスを提供できるパートナーを見つけるには、独自の調査が必要となります。

では、ラボに求められるものとは何でしょうか。また、比較するにはどうしたらよいでしょうか。20 年以上にわたり安全と品質に関するプログラムを管理してきた経験から、以下の 4 点を提案します:

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食品病原体検査において高まりつつある「スピードへのニーズ」

102050_AB Still C1091数ヶ月ごとに、病原体に関する新たな迅速検査法が発表されているように思われます。こうした進展は食品メーカーの間で話題となっていますが、こと食品病原体検査に関して、なぜスピードに対するニーズが高まりつつあるのでしょうか?そして、どのように適切な方法を見分けるのでしょうか?

迅速な回答、影響を最小化

迅速検査のメリットは、リステリア菌 (Listeria monocytogenes)、大腸菌 O157:H7 (E.coli O157:H7)、サルモネラ菌 (Salmonella) などの病原体による食品由来の疾患発生に関する調査について考えると、一目瞭然です。これらの方法により、調査担当者は素早く菌を関連づけ、より多くの標本をスクリーニングできます。また根本原因の究明までの時間が短縮されるため、メーカーもより速やかに解決法を見出すことができます。 続きを読む

LC-MS/MS でマイコトキシンを検出・定量化

マイコトキシンタンデム質量分析計や高分解能質量分析計など精度の高い質量分析装置により、今日の食品安全化学者は最小限のサンプル準備で複数種類のマイコトキシンを一度で正確に分析することができます。低分子量で化学的に多様なマイコトキシンは、穀物や果物に発生しやすいカビによって自然に生成されるもので、健康へのさまざまな悪影響と関連付けられてきました。 続きを読む

ビタミン B 試験分析の新手法として注目される LC-MS/MS

ビタミン B食品中のビタミンの分析試験手法は、微生物学的手法や高速液体クロマトグラフィー(HPLC)などが数十年前から存在しています。これらの手法は現在もビタミン試験の最も一般的な基準と考えられていますが、一方で液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法(LC-MS/MS)という新たな手法も注目され始めています。LC-MS/MS には、より優れた感度、正確さ、簡素化されたサンプル準備、定量的なダイナミックレンジ、そして最も重要な多重化など、従来の手法に勝るいくつかの利点があります。

この新しい手法は、完全なビタミン B のプロファイルが必要な場合により迅速かつ信頼性の高いデータ、そしてコスト削減の可能性を提供するため、依頼者の食品メーカーにとって重要なソリューションです。 続きを読む