いざという時に頼りになる卓越したサイエンスとバイオ分析の専門知識​​​​​​​

ラボコープ分子バイオ分析サービス

幅広く奥深い科学的専門知識を持つラボコープの分子バイオ分析サービスが、お客様の医薬品開発プロセスをしっかりサポートします。細胞治療から遺伝子治療、そしてバイオテクノロジーおよび製薬企業のお客様まで、あらゆる専門分野に精通した経験豊富な当社専門家がパートナーとして、お客様の医薬品開発目標を確実に一歩ずつ達成できるようお手伝いします。

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20 年以上にわたる分子バイオ分析の経験と、業界のソートリーダーとしての洞察力により、最も困難なプロジェクトでも、確実に前進させていきます。米国、英国、アジアの 3 つのグローバル拠点で、お客様と連携しながら次のマイルストーンを達成できるようお手伝いします。

利用可能な分子バイオ分析アッセイ

ラボコープの分子バイオ分析サービスは、生体内分布、ベクター排出、ベクターのコピー数など、医薬品開発のライフサイクル全体を通じ、細胞・遺伝子療法の開発で使用される 3 つの主要および補助的要素を持つアッセイにおいて、豊富な実績を誇ります。

  生体内分布 ベクター排出 ベクターのコピー数(VCN)
定義 特定の in vivo モデル内における ATMP/GTMP 物質の分布の評価 動物または患者様からのウイルス由来の遺伝子治療生成物質の放出

細胞動態とも呼ばれる VCN は、養子細胞療法の持続性と拡張のモニタリングを必要とします。

両方の測定に同じアッセイを使用できるため、スポンサーによっては生体内分布とベクター排出に関する研究について議論するために使用されることがあります。

核酸測定

DNA - 臓器/体液/排泄物内におけるウイルスベクターの存在の有無を確認

RNA - 感染とその後の転写の有無の確認、あるいは投与後の遺伝子発現の上方/下方制御を調べる

DNA/RNA は使用されるウイルスベクターに左右されます - ウイルスベクターのクリアランスについては、経時的に生物流体を調べます。

DNA – AVV

DNA - DNA 修飾ウイルスベクター(Ad-5 など)

RNA - レンチウイルス

RNA - レンチウイルスおよびレトロウイルス

DNA/RNA は使用されるウイルスベクターに左右されます - サンプル細胞から検出される導入遺伝子やプラスミドの度合を測定

DNA – AAV

RNA - レンチウイルス

タイミング 動物モデルによって異なりますが、通常は 1 週、1ヵ月および3ヵ月 通常はベースライン、その後は連続陰性が 2~3 回報告されるレベルが検知されなくなるまで複数回 投与中および投与後の長期追跡調査中
テスト対象の試料 標的の臓器に応じて様々な組織。ベクター排出と併用する場合があるため、尿、血液、糞便を含む可能性があります。 尿、糞便、精液、涙、唾液、血液および/またはその成分、脳脊髄液といった動物または患者様の排泄物 通常、投与前または投与後の試料であるため、サンプル数は少量
アッセイ 通常サンプル数が多い qPCR または RT-qPCR といったアッセイはダイナミックレンジが広く、すべてのサンプルタイプの値をカバーします。10e0~10e10+ の範囲の値を参照(dd-PCR や ddRT-qPCR も使用可能ですが、非常に高価であり、このタイプの臨床研究に使用するにはスループットが低く、ダイナミックレンジも狭い) 通常サンプル数が多い qPCR または RT-qPCR といったアッセイはダイナミックレンジが広く、すべてのサンプルタイプの値をカバーします。10e0~10e10+ の範囲の値を参照(dd-PCR や ddRT-qPCR も使用可能ですが、このタイプの臨床研究に使用するには非常に高価)

ddPCR は、複雑なマトリックス中に少量の標的分子が存在する可能性があるため(また、より高い精度が要求されるため)、より適しています。 サンプル数とは関係ありません(ただし、時間がかかり、コストも高くなります)

前臨床試験ではなく、臨床評価に推奨

プラットフォーム QIAsymphony®/KingFisherTM(抽出用)、QuantStudioTM Flex 6 および 7(PCR 用) QIAsymphony/KingFisher(抽出用)、QuantStudio Flex 6 および 7(PCR 用) QIAsymphony/KingFisher(抽出用)、Bio-Rad® QX200(PCR 用)
施設 HGT + GRN HGT + GRN HGT + GRN

表 1:ラボコープ分子バイオ分析サービスのアッセイリスト

利用可能な分子バイオ分析プラットフォーム

ラボコープの分子バイオ分析サービスは、qPCR、RT-qPCR、ddPCR、ddRT-PCR など、医薬品開発のライフサイクル全体を通じて細胞・遺伝子療法の開発に使用される 4 つの主な分子アッセイプラットフォームについても深い専門知識を備えています。

                    qPCR                   RT-qPCR                           ddPCR                                    ddRT-PCR                                        
オリゴヌクレオチド DNA RNA DNA RNA
計測 QuantStudio Flex 6&7 QuantStudio Flex 6&7 Bio-Rad QX200 Bio-Rad QX200
ウェルフォーマット 96- または 384-ウェルフォーマット 96- または 384-ウェルフォーマット 96-ウェルフォーマット 96-ウェルフォーマット
定量 絶対 絶対
相対
絶対 絶対
相対
染料 FAM、VIC、JOE、TAMRA、ROX、MGB SYBR Green FAM、VIC、JOE、TAMRA、ROX、MGB SYBR Green 該当なし 該当なし
段階 前臨床
臨床
前臨床
臨床
前臨床
臨床
前臨床
臨床
用途 生体内分布
DNA 標的のウイルス排出
VCN
生体内分布
RNA 標的のウイルス排出
VCN
標的遺伝子の上方/下方制御
生体内分布
DNA 標的のウイルス排出
VCN
生体内分布
RNA 標的のウイルス排出
VCN
標的遺伝子の上方/下方制御

表 2:ラボコープ分子バイオ分析サービスのプラットフォームリスト

利用可能な製品ライン

ラボコープの分子バイオ分析サービスは、前臨床から臨床開発のニーズに至るまで、医薬品開発をサポートする一連の幅広いアッセイデザインと検査ソリューションをご用意しています。

                                     前臨床 臨床
実施される研究の種類

生体内分布

  • 動物モデルでの細胞・遺伝子治療(C>)生成物の分布を調査
  • ヒトの体内における蓄積部位の特定に活用
  • 生成物の分布、蓄積、残留による毒性の潜在的部位を評価する

ベクター排出

  • 動物モデルで C> 生成物の排出を調査
  • ヒトにおける作用の可能性を判断する際に活用(ヒトと同様の作用機序を持つ適切な動物モデルを使用する場合)

ベクター排出

  • ヒトにおける C> 生成物の排出を調査

VCN

  • 物質で VCN を調査
自動/手動抽出
(HGT + GRN)
DNA 抽出 - 自動抽出
RNA 抽出 - 自動抽出
DNA 抽出 - 自動抽出
RNA 抽出 - 自動抽出
核酸濃度測定
(HGT + GRN)
UV スペクトル - 生体内分布とベクターの排出濃度測定に使用することで、1µg DNA を可能な限り検査し、品質を評価 UV スペクトル - 前臨床検査と同様、ベクターの排出に使用
PicoGreen/RiboGreen 核酸測定 - より正確なコピー数を提供できるよう、VCN に使用
プラスミド線形化/要約
(HGT + GRN)
線状プラスミドはより正確な定量標準となるため、プラスミドの切断に使用 線状プラスミドはより正確な定量標準となるため、プラスミドの切断に使用
PCR アッセイデザイン
(HGT + GRN)
スポンサー提供のメソッドがない場合、すべてのメソッドで必須 スポンサー提供のメソッドがない場合、すべてのメソッドで必須
標準 PCR とアガロースゲル
(HGT + GRN)
UV スペクトルとともに DNA/RNA の品質を確認するため、開発中に必要に応じて使用 UV スペクトルとともに DNA/RNA の品質を確認するため、開発中に必要に応じて使用
PCR アッセイ
(HGT + GRN)
前に詳述した絶対定量と相対定量​​​​​​​ 前に詳述した絶対定量と相対定量​​​​​​​
自動液体処理
(HGT)
必要に応じて容量と精度を追加 必要に応じて容量と精度を追加

表 3:ラボコープ分子バイオ分析サービスの製品ラインナップ

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