新型コロナウイルス (COVID-19) 最新情報

更新日:2020/4/17

コーヴァンス CEO、Paul Kirchgraber 医師より

新型コロナウイルス (COVID-19) との闘いが続いていますが、患者様に時間の猶予はなく、私たちもいつまでも待つことはできません。当社は皆様と力を合わせて、世界で切望されている治療オプションへの取り組みを進めていく所存です。私たちには、コーヴァンスとラボコープの医薬品開発と診断のノウハウを組み合わせたユニークなソリューションがあります。目まぐるしく変化する状況において、皆様のこれからをベストな形でサポートし、目標達成のお力になるとともに、最終的には患者様の差し迫ったニーズを満たせるよう当社は努めてまいります。その詳細について以下にご説明します。 

  1. 一丸となって取り組めば、かつてないスピードを実現することができます:COVID-19 の新しいアッセイやワクチン、治療法の開発は一日一日が大切です。開発をスピーディに進めていち早く患者様に成果を届けるためには、高度な連携ができるチームが必要です。当社では専任の COVID-19 対策チームを立ち上げ、お客様が然るべき人々や規制当局とコンタクトをとりながら迅速に開発を進められるようにしました。
  2. ご一緒に取り組めば、非常に協調性の高いパートナーシップを築くことができます:たとえば、Ridgeback Biotherapeutics 社とのユニークなアプローチが、すでに抗ウイルス薬の試験に成功しています。このケースでは、当社の COVID-19 対策チームが、お客様の臨床開発プログラム計画の策定から、規制当局とのやりとり、薬剤供給の調整、ファーストインヒューマン試験のためのボランティア募集までをわずか 14 営業日で終わらせました。このレベルのスピードとコラボレーションは本当に素晴らしく、飽くことのないブレイクスルーの追求には欠かせません。   
  3. 力を合わせれば、多分野にわたる専門知識をシームレスに統合して、エンドツーエンドの開発を実現できます:プロセスの節目にはいつもリスクが伴い、スケジュールにもマイナスの影響が及びます。そこで、創薬から前臨床、開発、市販化へといったフェーズ間の移行をスピーディに行えるよう当社がお手伝いいたします。当社が分子のスクリーニングから、製剤、アッセイ開発、患者様のリクルート、治験の管理まであらゆる面でお客様をサポート。御社のチームは科学的および医学的な専門知識を広げて新しい知見を生み出し、情報に基づいてよりよい意思決定を下すことができます。これほど整理された幅広いサービスを提供できる組織はほかになく、世界的な展開のレベルを見ても、コーヴァンスとラボコープに匹敵するものはありません。
  4. ご一緒に取り組めば、ラボコープ独自の患者様のデータを利用して、患者様に対して直接、集中的にリクルートを行うことができます:柔軟性、機敏性、そして卓越した患者様アクセスが、COVID-19 の試験と医薬品開発には不可欠です。ラボコープ​​​​​​​の独自データは、次のホットスポットを予測して、ほぼリアルタイムでリクルート戦略を立てるのに役立つほか、今の COVID-19 の検査パターンと患者様のクラスターをより明確に把握できるようにします。また、当社には、同意済み、事前スクリーニング済みのユニークな患者様データベース、Patient Direct があり、患者様のリクルートを効率化できます。これはラボコープの検査をもとにして、特定の治験対象 / 除外条件を満たした患者様の情報が登録されており、その規模は米国で COVID-19 の陽性判定を受けた人の約 20% に及びます。患者様のリクルートを迅速に行えるだけでなく、ラボコープでは、Ciox Health 社のリアルワールドデータ部門と緊密に連携しながら米国内の COVID-19 患者様の総合レジストリの作成を進めています。 レジストリには、HIPAA に準拠して厳選し、非特定化されたデータセットが格納される予定です。レジストリのリアルワールドデータからスピーディに有用な情報を得て、より効果的に疫学および臨床研究が行えるようになり、最終的に COVID-19 の患者様の転帰改善を図ることができます。  
  5. ご一緒に取り組めば、「患者様中心」を実践して、課題の多い治験環境の安全強化を促進できます: 集中治療室 (ICU) では、患者様の複雑な容態に対応しながら患者様と医療従事者両方の安全を確保しなければならないため、困難がつきものです。お客様には、これまで難しい肺炎の治験で挿管された患者様を扱い、患者様のリクルートと維持を念頭にプロトコルをデザインしてきた当社の経験をご活用ください。また ICU の外でも、当社は、eConsent、ePRO、eCOA、遠隔医療技術などの分散型治験ソリューションの導入をお手伝いいたします。こうしたソリューションと、米国各地の患者様サービスセンター、そして世界規模で展開している在宅医療サービスを合わせれば、施設への訪問なしで貴重な患者様データを集め、情報に基づいた意思決定を行うことができます。

コーヴァンスとラボコープが提供可能な各種サービスを組み合わせた総合的なサービスが、これまで以上に重要になっています。創薬から診断、デリバリーにいたるまで、私たちは、お客様の市販化までの過程をスピードアップさせるという使命を負っています。私たちは一丸となって、患者様のためにこのパンデミックに挑み続けます。患者様に時間の猶予はありません。私たちもそれは同じです。


更新日:2020/4/3

コーヴァンス CEO、Paul Kirchgraber 医師より

現在、世界各国が困難な状況を迎えています。当社のお客様とパートナーの皆様も、世界のあちこちで刻々と変わる情報と現実への対応に追われています。経営陣を代表し、コーヴァンスとパートナー各社、ラボコープのこれまでの新型コロナウイルス (COVID-19) の危機に対する取り組みを讃えたいと思います。私たちがいくつかの重要事項にどのように取り組んでいるのか、手短にご説明します。

従業員、お客様、患者様、動物の健康維持:当社にとって、従業員、患者様、お客様、動物の健康を維持することは最重要課題です。米国や CDC、WHO、地方政府のガイドラインにこれからも従い、必要に応じて不可欠な人員を現場に残しながら、実用に即した範囲で在宅勤務を受け入れてきました。従業員を守るため、施設全体で健康と安全に関する各手順を強化しています。

進行中の研究とプログラムの継続:コーヴァンスは、現地政府の指示で制限されない限り全施設の業務を続けます。すでに全サービス部門で厳密かつ詳細な事業継続計画を導入しており、引き続き効果的にサプライチェーンを管理していきます。これまでと同じく、可能な限り新しい研究に着手し、タイムラインや納期等については COVID-19 の影響を注意深く見守っていきます。 

なお、臨床薬理グループに関しては、不本意ながら新しい研究コーホートのユニット導入を約 8 週間遅らせることを決断いたしました。臨床施設は今後も業務を続け、進行中の研究を進めます。ただし例外として、新しい研究であっても COVID-19 の治療・予防が目的で、健康なボランティアの方が参加するのであれば着手は可能です。 

COVID-19 検査の利用機会拡大:ラボコープは、ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策本部、米国 CDC、業界パートナー、その他主要な保健当局と緊密に連携しながら、米国内の COVID-19 検査の利用推進を図っています。初めて検査を導入したのは3月初旬で、今では 1 日あたり 20,000 件以上を実施できるようになり、今後もさらに件数を増やせる見込みです。ラボコープの診断担当者らは、さらなる検査のオプションの検証と実用化を急いでいます。コーヴァンスのセントラルラボでは COVID-19 検査のためのアッセイ複数種を検証しており、これらのアッセイの完成時期は主要なコンポーネントの入手状況によって決まります。

協力体制によるワクチンおよび治療法の開発:当社は抗ウイルス薬とワクチンに関する深い知識を持ち合わせており、バイオ医薬品関連のお客様企業と力を合わせながら予防と治療のソリューション開発を進めています。COVID-19 のための「タイガー・チーム」という部門の枠を超えた革新的なチームも立ち上げました。可能性の高い新しい COVID-19 治療薬候補の治験をより迅速、効果的に実現できるようにします。このタイガー・チームは、コーヴァンスの全サービスおよび製品の窓口となります。また、ご存じかもしれませんが、COVID-19 の免疫反応を調べる仮想治験で、当社が Microsoft および Adaptive Biotechnologies 両社と提携することが最近発表されました。   

こうした困難な状況ではありますが、私たちは協力して目に見えない敵との戦いに挑みます。人々のお役に立てることは、コーヴァンスとラボコープにとって誇りです。私たちは、これからも全世界において全サービス分野で実績を上げるよう努めてまいります。コーヴァンスの「人々の暮らしと健康を向上させる」というシンプルなミッションは変わりません。これからもその使命を胸に皆様とお客様をサポートしていく所存です。


2020年3月13日

コーヴァンスおよび親会社のラボコープは、世界的な COVID-19 パンデミックを本年初頭から監視しており、業務継続計画を日々更新しています。当社は、米国疾病予防管理センター(CDC)、世界保健機関(WHO)、およびその他国内外の保健機関からの最新ガイダンスを常に把握しています。そして、米国における最近のラボコープ診断 COVID-19 検査キットの発売など、COVID-19 の感染拡大に対して世界をリードする役割を担ってきました。

当社では業務の継続に努めると同時に、患者様や従業員、顧客パートナーの皆様の保護に尽力し続けます。

また、従業員とその家族、患者様とお客様、そして当社が拠点として業務を展開するコミュニティの健康と福祉を第一優先に考えております。変化し続ける状況を考慮して、当社では業務継続性を維持しながら、以下のような事前対策を講じました。

  • 当社が業務を行うあらゆる国の政府の渡航勧告に従い、不可欠な渡航の決定基準を作成
  • 必要に応じて、業務を効果的に遂行する柔軟な勤務形態を提唱
  • 業務継続計画を遂行し、柔軟で信頼できるコミットメントを実現
  • 施設の内外で十分な診療が受けられるよう施設と協力
  • 緊急時に備えて医薬品を用意(IMP および非 IMP)

当社では現在、COVID-19 がスケジュールと製品に与え得る影響を評価しています。これは、サービス内容と地域によって異なります。当社は引き続き、非臨床からフェーズ IV まで新しい研究に着手していきます。当社のセントラルラボは通常どおり業務を行っています。

危機的で未曽有のこの状況において、当社は人々の健康と暮らしを向上させるというミッションに向けてたゆまぬ努力を続けてまいります。 


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