In vivo / In vitro 呼吸器モデル
呼吸器領域の創薬期有効性試験と初期安全性試験をリードオプティマイゼーション In vivo / In vitro モデルで確実にスタートさせましょう。薬理学 PK/PD・疾患モデルでは、エアロゾル / エンジニアリングチームと、バイオマーカー、生物分析、組織学、特殊病理学、細胞・分子科学の各サービスが、可能な限りスピーディに有効性確認を達成していただけるようお客様をサポートします。
コア呼吸器 In vivo モデル
- 機構的 PK/PD モデル:
- アレルギー性肺炎モデル
- 非アレルギー性肺炎モデル
- 特定の気道モデル
- 咳モデル(TRP & 鎮咳)
- 気管支収縮モデル
- 「疾患」模倣モデル:
- ブレオマイシン誘発肺線維症
- HDM 慢性アレルギーモデル
- ウイルス、細菌、真菌性肺炎 / 肺損傷、感染の各モデル
- モノクロタリン誘発性肺動脈高血圧
- 憎悪モデル
- 急性煙吸入モデル + Poly(I:C)

呼吸器有効性モデル
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動物モデル | 種 | 臨床的に適切な陽性対照と被験化合物の MOA | 疾患標的 | 治療指標 | 出版物 |
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オボアルブミン感作およびチャレンジモデル(気道チャレンジ) | ブラウンノルウェーラット、マウス、モルモット | ステロイド(全身および吸入)、デキサメタゾン、ブデソニド、プロピオン酸フルチカゾン、PI3 キナーゼ | 各種抗炎症剤 | 喘息 | アレルゲン誘導性気道炎症を持つラットモデルにおける気道力学、炎症性バイオマーカーおよび肺組織病理の変化 |
オボアルブミン感作およびチャレンジモデル(鼻部上気道チャレンジ) | マウス | ステロイド(デキサメタゾン) | 各種抗炎症剤 | 鼻炎 | |
イエダニ慢性モデル | マウス | IL-5 抗体、プレドニゾロン、PDE4(ロフルミラスト)吸入ステロイド(ブデソニド) | 各種抗炎症剤 | 喘息 | マウスイエダニモデルでの慢性炎症の経時変化の評価 |
IL-13 PK / PD 杯細胞過形成モデル | ラット | - | 粘液溶解剤の IL-13 経路 | 嚢胞性線維症 | |
LPS 好中球走化性 PK/PD モデル(吸入および全身) | ラット、マウス、モルモット | ステロイド、PDE4 拮抗剤、P38 MAPキナーゼ | 好中球の走化性 | COPD、好中球性喘息 | サル、NHP LPS モデルにおける好中球の肺浸潤の急性マーカー |
吸入 LPS + FMLP PK/PD モデル | ラット | AZD9668、シベレスタット(NE 阻害剤) | 好中球エラスターゼ | COPD | |
急性 5日、12日、17日タバコ煙モデル(ステロイド非感受性) | マウス | PDE4(ロフルミラスト)、吸入 PDE4(GSK256066) | 各種抗炎症剤 | COPD | 急性タバコ煙誘発肺炎症モデルにおける新しい前臨床ドライパウダー吸入システムによる吸入 PDE4 阻害剤、GSK256066 の有効性 |
ヒト好中球エラスターゼ肺出血モデル | ラット | AZD9668、シベレスタット(NE 阻害剤) | 好中球エラスターゼ | COPD、気管支拡張症 | |
鎮咳モデル | モルモット | コデイン | 鎮咳 | 慢性咳嗽 / COPD、肺線維症) | |
気管支収縮モデル | モルモット | β 作動薬(LABA)(フォルモテロールなど)、長時間作用型ムスカリン作動薬(LAMA)(チオトロピウムなど)、デュアルファーマコフォアムスカリン拮抗薬 / β 作動薬(MABA)(バテフェンテロールなど) | 気管支拡張剤(LABA、LAMA、MABA) | COPD(喘息) | |
ブレオマイシン誘発性肺線維症 | ラット、マウス | ピルフェニドン、ニンテダニブ | 肺線維症の各種標的 | 肺線維症(IPF) | 肺線維症マウスモデルにおける気道の血小板数および血小板形態の変化 |
塩素誘導性肺損傷 | ラット | 該当なし(オーファンドラッグ適応) | 化学的肺損傷 | 化学物質暴露 | |
H1N1 ウイルス性肺炎モデル | マウス / フェレット | 抗感染薬(オセルタミビル「タミフル」) | 抗感染薬またはウイルス誘発性肺損傷 | 感染症 / 肺損傷 / COPD 憎悪 | H1N1(PR8)インフルエンザウイルス感染マウスモデルにおけるウイルス負荷および肺炎症の継時変化の評価 |
緑膿菌による肺損傷および肺感染症モデル | マウス | 抗感染薬・抗生物質 / 抗炎症薬 / 粘液溶解剤 | 抗感染薬または細菌誘発性肺損傷 | 感染症 / 嚢胞性線維症 / COPD 憎悪 | |
アレルギー性アスペルギルス | マウス | 抗感染薬(抗真菌薬) | 抗真菌薬またはアレルギー誘発性肺損傷 | アレルギー性アスペルギルス症 |
この他にも、 オンコロジーモデル、In vivo ファーマコロジーモデルがありますのでぜひご覧ください。
呼吸器組織学 & IHC
- さまざまな染色法を利用して炎症 / 線維症の異なる側面を観察
- 盲検下での半定量的スコアリングと社内ピアレビュー
- 盲検下での Ashcroft 方式定量的スコアリングと社内ピアレビュー
- 提携パートナーのデジタル画像化と定量化技術も利用可
- IHC 抗体法の検証(特殊病理学のページをご覧ください)
- H&E 染色による肺病理学的評価および炎症性細胞浸潤評価
- AbPAS 染色 -- 中性 / 複合ムチン
- マッソントリクローム染色 -- コラーゲン沈着
- PAS アルシアンブルー染色 -- アルギン酸(緑膿菌から生成される)の染色が可能
- ギムザ染色 -- グラム陰性菌の可視化に
その他のサービスについては病理学のページをご覧ください。
In vitro エアロゾル試験
- エームス試験 - OECD 471
- OECD の標準バッテリー染色
- TA104、YG による染色
- NRU 毒性アッセイ - ICCVAM の 2006年のプロトコルおよび OECD 129 を修正した手法
- CHO
- Balb/c 3T3
- NHBE
- A549
- H292
- IVM アッセイ - 2021年導入予定
- 3D 組織モデル
- EpiAirway(MatTek)、MucilAir(Epithelix)、EpiOral(MatTek)[need trademarks here!)
- エンドポイント -- MTT、LDH
- 追加エンドポイント -- TEER、線毛運動周波数(CBF)、杯細胞過形成、アポトーシスマーカー、サイトカイン分析、オーミクス