臨床病理学

お問い合わせ

組織サンプルを調べる解剖病理学と違い、臨床病理学では血液や体液、組織、極小細胞の評価(骨髄など)が中心となります。

コーヴァンスでは、動物臨床病理学者と検査技師が創薬、前臨床、臨床の研究のための GLP / GCP に基づいた結果を提供します。

臨床病理学者は、獣医と協力しながら動物の健康状態を注意深く監視し、プロトコル開発や研究に取り組む毒物学者や研究責任者の相談に応じて、適切な試験やバイオマーカーについてアドバイスします。また、臨床病理学関連の寄稿論文はすべて、認定資格を持つ臨床病理学者が執筆します。

臨床病理学研究のサポート

  • ヒトおよび動物由来の生体サンプルの解析的評価
  • 液体検査
  • 研究中の複数採取(種による)
  • 毒性学および組織病理学における所見の相関性
  • 非臨床 / 臨床病理学研究(詳細は臨床検査サービスをご覧ください)

臨床病理学の一般的な評価項目

血液学 & 凝固

  • 赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット
  • MCV、MCH、MCHC、RDW
  • 白血球数
  • 白血球数(絶対微分)
  • 血小板数、MPV
  • 絶対網状赤血球数
  • 血液細胞塗抹標本(または血液細胞形態)
  • プロトロンビン時間(PT)
  • 活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
  • フィブリノゲン

尿検査 & 尿化学

  • 尿量、通常は翌日に判明(例:16 時間または 24 時間)
  • 外観(色または濁り)
  • 比重(オスモル濃度)
  • 試薬ストリップ試験:pH、タンパク質、潜血、グルコース、ケトン、ビリルビン
  • 尿沈渣の顕微鏡検査:RBC、WBC、上皮細胞、円柱、結晶、微生物、精子
  • 尿化学 - 不定期(全種)
  • 電解質または他の尿解析

臨床化学

  • グルコース
  • 尿素窒素、クレアチニン
  • 総タンパク量、アルブミン、グロブリン、A/G 比
  • コレステロール、トリグリセリド
  • 総ビリルビン
  • アラニン・アミノトランスフェラーゼ(ALT)、アルカリホスファターゼ(ALP)、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)、γ-グルタミルトランスフェラーゼ(GGT)
  • クレアチンキナーゼ(CK)
  • カルシウム、無機リン
  • ナトリウム、カリウム、塩化物

その他

  • 骨髄塗抹標本検査:ミエロイド-エリスロイド比(M/E 比)、定性細胞学的検査(主観評価)、定量検査(200 または 500 の細胞ディファレンシャルによる完全または修正後の骨髄像)
  • その他の体液:サイトスピン調製による細胞数および細胞学的検査:CSF、滑液、眼液
  • その他のバイオマーカー:
    • 肝臓
    • 心臓
    • 腎臓
  • 炎症のマーカー - サイトカイン、急性期タンパク質など
  • 上記以外の不定期検査のご依頼につきましては、臨床病理学担当者までご相談ください

お問い合わせはこちら

お問い合わせ