特殊病理
新規治療法開発において、組織病理学は今や主要エンドポイントとなるまでに進化しました。当社では、専任のサイエンティストからなる世界トップレベルの特殊病理チームが、医薬品開発サービスを幅広く提供しています。その対象分野は、免疫組織化学、In-situ ハイブリダイゼーション、電子顕微鏡検査、デジタル画像化 / 分析などで、いずれも最先端のテクノロジーと機器を駆使しています。 その作業のすべてが、業界最高の医薬品安全性試験実施基準 GLP のコンプライアンスを満たしています。




免疫組織化学 (IHC)
組織切片のタンパク質の発現状況を発色法または蛍光法で調べます。数百あまりのバリデーション済みの手法から選ぶか、当社の開発のノウハウを活用していただくことも可能です。マルチプレックス方式では、ソフトウェアを用いて、ひとつの切片に含まれる複数のタンパク質を分析し、デジタル化して評価することができます。 免疫組織化学法の詳細はこちら
透過型電子顕微鏡(TEM)
染色した組織切片が小さすぎて光学顕微鏡で確認できない場合、最新機器と自動化技術を使用して、高解像度画像で超微細構造を詳しく調べます。 透過型電子顕微鏡検査の詳細はこちら
組織交差反応性 (TCR)
免疫組織化学法を用いて、正常組織パネル内のモノクローナル抗体医薬の、標的でない組織の結合状況を調べます。この検査は、想定外の副作用を治験に先立って予測する際に役立ちます。 組織交差反応性(TCR)の詳細はこちら
in situ ハイブリダイゼーション (ISH)
再現可能な自動化技術を使用して組織切片の核酸を調べます。バリデーション済みの手法から選ぶか、当社のノウハウを活用して新しい手法を開発することも可能です。 マルチプレックス方式では、ひとつの切片でタンパク質と核酸を同時に評価することができます。
組織プロファイリング
高品質の研究モデルとヒト組織、異種移植片、細胞株のバンクをアッセイ開発で、あるいはナイーブ組織または特殊な組織が必要な際に対照群としてご利用いただけます。
デジタル病理
顕微鏡用スライドグラス上にある染色した組織切片をデジタル化します。この作業により、電子通信やアーカイブ作成ができるほか、病理学者や研究者、あるいはソフトウェアによる詳細な分析が可能になります。 デジタル画像化 / 分析の詳細