水生環境毒性学

化学試験

水生生態毒性学は、複数の科学的専門分野、つまり毒性学、水生生態毒性学、化学を一つに統合した研究分野です。それぞれの専門分野の知識と、複数の水生生態毒性試験から得られた洞察とを組み合わせることで、信頼性の高いデータを提供することができます。コーヴァンスは、対象が一つの専門的試験でも、あるいは研究プログラム全体でも、お客様が水生生態毒性の科学面と規制面の課題に対応できるようサポートします。 

水中にいる蚊の幼虫
  • より良い成果をもたらす効果的な試験の実施 - コーヴァンスは年間 180 件以上の水生生態毒性試験を実施しています。
  • 32ft2 のマイクロコズムと 60 以上の溝ユニットを有する水生毒性学専用の高性能な屋内および屋外施設を利用します。
  • 水生生態毒性学に関する優れた技術と分析に関する卓越した専門知識を組み合わせた総合的なサービスにより、規制当局にそのまま提出できる確かなデータを提供します。

 

お客様のニーズ

主な規制機関が要求する水生生態毒性学のエンドポイントに対応

世界の主な規制機関は、化学物質が水生生物や生態系に及ぼす潜在的な危険性について、そのエビデンスを要求しています。このため、お客様の化学物質が微生物や藻類、両生類の捕食動物などさまざまな水生生物に及ぼす影響を評価する必要があります。 


コーヴァンスのサービス

試験を成功に導く総合的な専門知識

コーヴァンスの水生生態毒性チームは、廃水や淡水、海水などありとあらゆる水生環境について専門的な知識を持つ専任のサイエンティストで構成されています。当社は複数の栄養段階のさまざまな水生生物種についても豊富な知識を持ち、 幅広い分野に対応するサイエンティストが導き出した洞察を活かして包括的なサービスを提供しています。たとえば、化学部門(分析、物理化学、放射化学)、微生物学チーム、さらに代謝やモデリングのチームと緊密に連携しながら行う生物濃縮試験がその例です。 

コーヴァンスは長年にわたり、難溶性や揮発性の化学物質、ポリマー、ナノマテリアル、金属、UVCB など試験が困難な物質にも対応してきました。当社の化学チームは、お客様と密接に連携しながら最適な試験をデザインし、規制の条件を満たす確実なデータをお客様に提供します。

一般的な水生生態毒性試験とお客様に合わせた水生生態毒性試験に対応

コーヴァンスは、国際基準に従った一般的な水生生態毒性試験のデザインと実施を幅広く行っています。一方で管理が難しい化学物質の場合は、それに合わせた試験が必要になります。当社は、長年の経験を通して得た幅広い専門知識を活用し、規制機関の要件を満たす最適な革新的ソリューションを提供しています。

コーヴァンスは以下の一般的な水生生態毒性試験に対応しています:

  • OECD 201:淡水性藻類および藍藻、生育阻害試験
  • OECD 202:ミジンコ急性遊泳阻害試験
  • OECD 203:魚類、急性毒性試験
  • OECD 209:活性汚泥、呼吸阻害試験(炭素酸化およびアンモニウム酸化)
  • OECD 210:魚類、初期生活段階毒性試験
  • OECD 211:オオミジンコ繁殖試験 
  • OECD 218:水-底質系のユスリカ毒性試験(底質添加)
  • OECD 219:水-底質系のユスリカ毒性試験(水中添加)
  • OECD 221:アオウキクサ生育阻害試験
  • OECD 305:魚類における生物蓄積:水中暴露および食事暴露

上記の一般的な試験のほか、以下のような試験やお客様のニーズに合わせた試験についても専門知識を提供しています:

  • OECD 231:両生類変態アッセイ(AMA : Amphibian Metamorphosis Assay)
  • OECD 229:魚類短期繁殖試験(FSTRA : Fish Short Term Reproduction Assay)
  • OECD 230:21日魚アッセイ