植物代謝

農作物保護

農作物保護製品の開発にあたっては、その製品が農作物に残留した場合に動物やヒトの健康にどのような被害を及ぼすのかを立証できなければなりません。 言い換えると、それは農作物保護製品の代謝の仕組みを理解することであり、そうすることで残留物とその潜在毒性を特定し、特性化することができるのです。植物代謝試験のデータは、残留量を評価する実地試験のデザインに活かすことができます。世界の規制当局は、植物代謝と実地試験のデータを用いて食事のリスクを定義し、許容残留量(MRL)を決定しています。

農家の圃場で芽を出すトウモロコシの苗
  • 温室、屋外に設置された囲いのある設備、環境を管理した植物成長室など、充実した社内設備
  • 永年作物または半永年作物の栽培施設を利用して、多岐にわたる果物の試験を実施
  • 当社の化学者が残留物の抽出、特定、特性化のプロセスを最適化し、規制のニーズに対応

お客様のニーズ

農作物保護製品による食物への害を評価する方法を知りたい

未加工農産物(RAC : Raw Agricultural Commodity)それぞれの総放射性残渣(TRR : Total Radioactive Residue)のうち 90% 以上を特定または特性化することができる、効率的な抽出方法を開発しなければなりません。代謝物と分解生成物の特定は容易ではありませんが、これは PPP の形質転換経路を確立するうえで欠かせない作業です。適切な作物を選び、農業生産工程管理(GAP : Good Agricultural Practice)に従って試験を実施する必要があります。


コーヴァンスのサービス

高いスキルを持つ専門家による安全なサービスで植物代謝試験をスムーズに

経験豊富な専門家によるチームがお客様のニーズを確認し、規制当局の要件を満たす植物代謝試験のデザインと実施を担当します。これには、幅広い種類の作物を対象とした農作物や輪作作物の代謝試験も含まれ、 試験責任者、植物の専門家、そして化学者の専門知識をすべて組み合わせて試験を成功に導きます。  また、当社の合成化学者が被検物質の放射能標識位置の最適化についてアドバイスを提供し、さらに分析のエキスパートが残留物の特定と特性化を効果的に行う方法を提案します。 

季節を問わずあらゆる種類の作物に対応する植物代謝試験

コーヴァンスには、現在の季節を問わず、年間を通じて多くの作物を育てることができるさまざまな設備がそろっています。このため、自然条件によって規制関連の手続きに遅れが生じることもありません。次のような設備を提供しています:

  • アルミフレームの温室 - 床面積 30m2、コンピュータで環境を管理 
  • 囲いのある屋外設備 - 床面積 30m2
  • 環境を管理した植物成長室 - LED 照明を使用

このほか、果樹やつる植物など、永年作物および半永年作物の試験も実施することができます。

世界各国での登録に対応する植物代謝試験 

コーヴァンスは、高度な植物代謝試験の実施において、確かな実績を築いてきました。当社は次のような試験を実施することが可能です: 

  • OECD 501:作物の代謝
  • OECD 502:輪作作物の代謝
  • OPPTS 860.1300:植物および家畜における残留物の性質
  • OPPTS 860.1850:輪作作物における閉鎖空間での蓄積