実地試験

農作物保護

環境における農作物保護製品の安全性を検証するうえで、実地試験は欠かせません。実地試験では、農作物保護製品が使用される実際の農業の現場を再現します。つまり、GLP および GAP に従い、現実を踏まえて農作物保護製品を散布し、利用する必要があります。また、現場に出向いて想定内と想定外の事象を詳細に記録することになります。 

農地に散布中のトラクター
  • 全世界で GLP 実地試験を手がけてきた 20 年以上の経験
  • さまざまなレベルの知識と実用的なノウハウを備えた専任の現場オペレーターをはじめとする、多岐にわたる分野の専門家チーム
  • 柔軟かつ革新的 - お客様のニーズに合わせた試験を開発して実施可能

 

お客様のニーズ

段取りが複雑で予測が難しく、ゾーン全体の解釈が求められる実地試験

実地試験の実施には数多くの課題がつきものです。規制要件を踏まえて、研究に最もふさわしい地域と農作物を決定する必要があります。試験が GLP と GAP に基づいて厳格に実施され、特に MRL については結果が国際的にどう解釈される可能性があるか把握しなければなりません。タイムリーなサンプリングと堅実で信頼性の高い分析の組み合わせが、非常に重要です。 


 

コーヴァンスのサービス

オフィスと現場におけるお客様のパートナー

地域全体にわたる 1 種類の試験であれ、複数の試験プログラムのパッケージであれ、当社にお任せください。実地試験チームは、残留農薬分析、水生・陸生生物の生態毒性、環境動態、規制に詳しいコンサルタントと密接に連携し、研究結果を確実に提出できるよう配慮します。当社のパートナーのお客様は、現場の調査責任者からまめに連絡を受けるほか、現場から得られたデータの評価、妥協しないタイムリーなレポート作成、アーカイブ作成、SOP の用意といったメリットを活用できます。

現場オペレーターを配置して、当社は試験の成果をモニタリングし、順調な進行を図ります。これには、農機具の調整のほか、すべての農業従事者およびそれぞれの国で GLP 登録済みの共同オペレーターへの GLP トレーニングや登録(GLP 未登録の場合)が含まれます。

標準の試験であれ、お客様固有の要件に合わせたカスタムの試験あれ、当社の専門家チームにお任せください

あらゆるタイプの実地試験における実績

コーヴァンスには、以下を含む幅広い農作物に対して、数多くの種類の実地試験を扱ってきた経験があります。

  • 農産品 (RAC:Raw Agricultural Commodity) および加工
  • 土壌消失および土壌集積
  • 輪作
  • 除去可能葉面残留
  • オペレーター暴露試験 (OPEX)
  • 作業者リエントリー試験
  • 傍観者試験
  • 土壌、施設、容器の燻蒸
  • 農作物および作業者に対する収穫後試験
  • その他の輸入許容度、噴霧性、揮発性に関する試験

農産品 (RAC:Raw Agricultural Commodity) および加工

現場から得た見識により、全世界で適した現場共同オペレーターを適切に選定することが可能です。屋内外施設、温室を備えているため、年間を通じて長期にわたり幅広い農作物を対象に試験を実施することができます。当社チームはヨーロッパで冷凍トラックによる輸送を管理しており、検体の有効性を維持して分析施設への配送を速やかに行なうことができます。

広範な加工施設により、当社は検体のニーズと緊急度に応じて処理能力を調節することができます。当社の加工に関する経験は、すべての農作物(トマト、オレンジなど)、複雑さを問わずあらゆる種類の加工品(ジュース、ジャム、ワイン、オイルなど)、さらにどんな工業や家庭向けの加工手順も網羅しています。 

土壌消失および土壌集積

ヨーロッパ北部と南部において、数多くの異なる土壌タイプ(水田を含む)に対する土壌の消失、集積の研究で幅広い経験を有しています。すべての試験デザインは、OECD および EPA のガイドラインと EFSA ならびに NAFTA のガイダンス文書に準拠しています。深さ 1 メートルのサンプリングが標準ですが、これをより小さい区分に分割することもできます。散布後も手入れを続け、必要に応じて砂で覆ったり、潅水や取り込みを行ないます。現場に気象観測機器を標準で据え付け、必要に応じて過去の降雨量を再現するために上部から潅水します。

除去可能葉面残留

分析チームとともに事前の作業を徹底して行なうことで、除去作業を最適化し、除去液剤の安定化を図ります。当社は十分な施設とサービスを備えているため、2.5 または 5 cm2 のディスク Birkestrand タイプあるいは同等のサンプル機を使用して、数多くの異なるタイプの農作物を対象に、ヨーロッパ全土の試験場で除去試験を行なうことが可能です。最新の画像化処理ソフトウェアを採用することで、葉面積を正確に測定することができます。

オペレーター (OPEX)、作業者(リエントリー)、傍観者を対象にした試験

残留分析を重視した実地試験に加えて、コーヴァンスは OPEX 試験で実績があります。その対象は、受動型線量測定、バイオモニタリング研究、空気サンプリングと多岐にわたります。数多くのさまざまな散布法(トラクター搭載機器または背負い式)、製剤タイプ(液体、粉末、燻蒸剤)、農作物(屋外、屋内)の経験と、噴霧した農作物または加工施設内でのリエントリーパターンと現場での分析サービスの組み合わせにより、お客様と物質をあらゆる角度から全面的にサポートすることができます。